目覚めた魚たち(98.2.27)

我が家の60センチ水槽に生活しているバスたちの様子は1月に報告してからかなり変化が起こってきた。 水槽の底に化石のようにじっと動かずにいた我が家のボスバス(30センチ程度)もようやく水槽の中層をゆらいゆらりと泳ぐようになった。 また、時折、餌をねだるような行動を示すようになってきた。  下の写真は私の姿を見て寄ってきたところを撮影したものである。しかしながら、ギルのほうは相変わらず、水草の中に隠れていて外へ出てこない。かえって、水草がないほうが人間に慣れるので、楽しいかもしれない。

しかしながら、冬の間は生き餌は買ってくるしか仕方がないので、手干しエビでもやることにしたのだが、よほどおなかが空いているのか、餌をやると下の写真のようにすぐさま水面に顔を出すようになった。写真を構えている私の姿などはいっこうに気にとめていないのか、主人の私になついているのか?

 

熱帯魚になったフナ(98.2.28)

昨年の春に小川でフナの稚魚を捕獲してきたのだが、その3匹を熱帯魚の水槽に入れてみることにした。 2匹は10日以内に死んでしまったが、1匹はもう1年近く生きており、捕ってきた時はネオンテトラと同じくらいの大きさだったのが、1年で、ネオンテトラの数倍の大きさに成長している。 おそらく、彼の体は熱帯魚としての素質を獲得しており、これを普通に飼育している外の池にでも放とうものなら、すぐに死んでしまうに違いない。下はネオンテトラやコリドラスと仲良く生活しているフナの姿を撮影したものである。