子が急変、うちのバスくん!(2000.05.03)

毎年、今日のように気温があがってくると、うちのバス君は腹減った....という顔をして、水面に顔を向けては食欲を訴えるのであるが、この間、フジテレビの取材があって、水槽の中で暴れてからか、あるいは先週の日曜日に水槽の水換えをしてからかよくわからないが、水底に沈んだままで、じっとして動かなくなっている。
生き餌をやらなかったので、体力が消耗していると思い、いさざ(シロウオ)のいる水槽に放ち一時は元気に食べていたのだが....仕方なく、餌金を10匹300円で買ってきて、入れているのだが、もう3日間も食べていない。金魚たちはもう、安心しきって、獰猛なバスの顔の前を平気でいったりきたりしている有様である。
バスの体表に病気などの形跡がないか調べてみたが、艶もよく、なんの異常も見られない。わが息子も「お父さん、様子がおかしいよ。死ぬ前兆とちがう?」というし、打つ手もなく、じっと見ているしか仕方ない。4年も飼育してきたんだし、なんとか生きてくれ....と祈っています。バス飼育歴4プラス1年の私にとって、このバスの様子は経験したことのないものです。背鰭がぴーんと張ったままというのもおかしい気がするんですが....

新入りギルの稚魚たち(2000.05.05)

先月、3年飼育していたブルーギル(舞鶴市、由良川産)が死んでから、ギルの水槽にはバスの餌用に飼育している数少ない金魚と川エビなどになっていた。外来魚としては、バスのみとなっていたので、昨日、息子と琵琶湖へ釣りに行き、小松漁港で、釣り上げたもののうち、5センチ程度のブルーギルの稚魚を数匹持ち帰ってきた。早速60センチ水槽に放ち、飼育を楽しむことにした。一日は餌もやらずにまず、水に慣れさせて環境に順応させることにし、本日、餌をやることにした。まだ、口が小さくて、ほとんどのものは口に入らない。金魚の餌もやったが、浮上タイプの餌はなかなか食べてくれない。そこで、庭の草抜きをしていて出てきた5,6センチのミミズを入れてやると、しばらく眺めていたが、やっと口に吸い込むようにして食べたが、自分の体とおなじくらいの長さのミミズで、なかなか全部を食べることができず、長い間、口からミミズのしっぽが出たままの状態であった。あまりに可愛い姿だったので、デジカメにおさめておくことにした。また、同時に土の中から出てきた幼虫なども与えたが、ミミズほどには関心を示さなかった。
隣の水槽からバスがじっとにらんでいた。こいつらはどこかでみた奴らだ....なんて考えているのかもしれない。バスの水槽を見ていたら、餌の金魚が1匹いなくなっていた。とうとう5日ぶりに金魚を1匹だけ食べたようである。しかし、なんでバス君はは最近、あまり食欲がないんだろうか?原因は色々考えられるが、今年は思ったより気温が低いのかもしれない。だから、車庫の中におかれ日陰になっている水槽の水温が比較的低いのかもしれない。


バスの食欲復活か!?(2000年5月6日)
今日の朝、会社へ行く前に水槽をみると、餌金がいなくなっていることに気がついた。5日に1匹と合計で3匹をやっとお召し上がりになったようだ。しかし、いつからか、警戒感が強くなって、かってのように、人間に慣れて餌をおねだりするということがなくなってきている。何にストレスを感じたのか解らないが、かなり神経質になっている。何が原因かわからないが、今回はバスくんに相当な精神的ダメージを与えているようである。水槽の壁面のアオコを取るためにブラシで洗ったのがショックだったんだろうか?それともテレビ撮影の時に証明と水槽の蛍光灯をつけたショックが大きかったのかわからないが、とにかく餌だけは食うようになったようだ。原因はしかし、息子から指摘されてはじめてわかったのだが、先日、水換えをしてから、木工用のカッターの電気をとるのに、水槽のポンプのコンセントを抜いたのだが、その後、私の思い違いから、スイッチを入れるのを忘れて3日間ほど放っておいたことに息子が気がついて、すぐにコンセントを差し込んだという事実が明らかになった。酸欠状態になっていたのかもしれない。......ようやく酸欠のショックから立ち直って餌を食い始めたのかもしれない。最近、所長も健忘症が激しくなってきているようだ。 さて、今日も、ブルーギルの幼魚を撮影したが、一枚、比較的よく撮れたと思うので、貼り付けておいた。