槽の台の改修と水換え(2000.9.15)
私が、数年前に木で造った水槽の台も最近、木がそりくりかえってきたり、水が浸みたりして、一部腐ってきているところがあり、上にたくさん載せている水槽の重量をささえきれなくなってきていた。
そこで、本日、水槽台を壊して、新たに購入したステンレスの水槽枠を組み立てて、そっくりそのまま移動することにした。
昔、造ったときは壊すことなど考えても居なかったし、水槽を載せるということでかなり頑丈に造ったつもりであったのが災いして、台を壊して整理するのに半日かかってしまった。
本当に9月中旬なのに、作業をしていて、汗がタラタラでてきた。
こわした材木から釘やネジを抜く作業がなかなかであった。
小さいバケツにいっぱいぶんの釘とネジが回収できたが、....釘はいいとしてもネジはネジ頭がさび付いていてドライバーが入らないものや、ネジ穴が馬鹿になってるものがたくさんあって、分解するのに相当手間がかかってしまった。
本当に、物をつくるときは、壊すときの事も考えて造らないといけないなということを痛感した次第である。
なにはともあれ、一段目に、金魚、ブルーギルの水槽、2段目にブラックバスとカワムツ、ドジョウ、ヨシノボリ...等の水槽、4段目にメダカの水槽....という具合にコンパクトにまとめてみた。
水槽の総重量だけで、200キロ近くあることになるが、...強度の方はカタログを見ている限りは大丈夫みたいだが、すこし中央付近がたわんでいるのが気になっている。

それにしても、ずいぶんと大きくなったものである。
息子が琵琶湖で釣り上げたわずか10センチ余りの子バスがうちで3年飼育している間に30センチを越える大きさになった。
当研究所の水槽も段々と狭くなってきているが、こいつのために大枚をはたいて大きな水槽を買うべきかどうか迷っている。
餌の方も段々と大型化してきて、ザリガニの結構大きいものまで丸飲みするようになってきた。
この間は、冷凍していたミンチ肉をやったり、古くなったにぎり寿司のネタ(わさびを水で落としてから....)をやったりしてなんとか旺盛な食欲に対応しているが、本当に餌として、一生のうちでこれだけ人間の食に近い食べ物で育ったバスはさがしても余りいないだろうと思う。
まあ、ここまで育てたら、愛情が湧いてしまうのが当然であり、飼育もせずに、釣ってきたバスをそのあたりのバスも住んでいたかったような川に放流しているような馬鹿者たち(釣りだけが目的の自己中の人々....)の気持ちがよく理解できない。
息子が、先日、学校の帰りの高野川でバスが2匹泳いでいるのを発見したと言っていた。本当に、困った話である。