特定原材料等が入っているかもしれない場合「入っている恐れがあります」と表示してもよいか?

「可能性表示」(入っているかもしれません)は認められません。
「可能性表示」を認めると、PL法(製造物責任法)対策としての企業防衛、あるいは製造者による原材料調査の負担を回避するため、製造者によっては十分な調査を行わずに安易に「可能性表示」を実施することにもなりかねません。
 こうした安易な可能性表示を認めると、アレルギー患者にとって症状のでない商品についても「可能性表示」により特定原材料等を含む旨の表示が行われ、かえって患者の選択の幅を狭めてしまう恐れがあります。